ビリヤニレシピ本は初心者も買うべき?スパイスのプロ4人から学べる良本

水野仁輔さんが監修された「ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!」を読んだので、
率直な感想をブログに書き残したいと思います。
この本を一行で伝えるとするなら
「自由自在にビリヤニが作れる本!」です。
実は水野さん以外にプロの料理人の方が3人もレシピ提供をしてくださっているため、
難易度別に様々なビリヤニの作り方を体系的に学ぶことができます。
さらに、有名な方々とのインタビュー記事も載っている大満足の本です。
この記事で分かることはこちら。
①ビリヤニのレシピ本の率直な感想
②ビリヤニのレシピ本の良い所
③ビリヤニのレシピ本の物足りない所
このビリヤニレシピ本を購入した理由①:4人のプロから学べるから
この本の目次を読むと、水野さんだけではなく、
4人のプロ料理人からビリヤニの知識を学べることがわかります。
①水野仁輔さん (年何冊もレシピ本を執筆)
②渡辺玲さん (「サザンスパイス」主宰)
③曽我部智史さん (Neo Culture代表)
④大澤孝将さん (日本ビリヤニ協会創始者)
ビリヤニのレベルも5段階に分かれているため、
誰でも作れる難易度のレシピが必ずあるのもポイントが高いです。
ちなみに、このレシピ本を監修された水野さんのレシピ本でおすすめしたいのは、
「いちばんやさしいスパイスの教科書」です。
スパイスのことやカレーの作り方、副菜のレシピ、
美味しいカレーが作れるテクニック、アーユルヴェーダ、全て網羅しています。
この本のレビューはこちらの記事でも紹介しています。
このビリヤニレシピ本を購入した理由②:レパートリーを増やしたい
今までスパイスでカレーは2014年から作り続けているのですが、
他のスパイスを使った料理のレパートリーはいまいち増えていませんでした。
カレー以外のスパイス料理のレパートリーを増やすためにも「ビリヤニ」は
個人的に作ってみたい料理になっていきました。
SNS等を通して、ビリヤニの作り方を知ったとき、
今までのカレー作りの知識が活かせることに気づいたのも購入のきっかけになりました。
今まで友人を家に呼ぶときは、スパイスで作るカレーがメインだったのですが、
ビリヤニもレパートリーに加わったので、料理がさらに楽しくなりました。
最近は月1で友人や家族を家に招き、スパイス料理パーティーを楽しんでいます。
水野仁輔監修のビリヤニ料理本の不満点やおすすめできない人
実際に購入した私が思う、このレシピ本の不満点やおすすめできない人についても書きます。
・一部のレシピの写真が小さめで少ない
・カレーも作りたい人にはおすすめできない
※解決策も一緒に紹介します
このビリヤニレシピ本の不満点と解決策
不満点としては、「本の後半の一部のレシピの写真が小さめで数が少ないこと」です。
ビリヤニは一般的な料理と比べて、調理工程が多くなりがちなので、
写真を入れるスペースが少なくなってしまったのかもしれません。
しかし初心者向けのレシピで、序盤の方のレシピはかなり詳しく書かれているので、
まったく作ったことがない方は、本の序盤のレシピから作れば問題ありません。
このビリヤニレシピ本をおすすめできない方と解決策
おすすめできないのは、「この本だけでビリヤニ以外も作りたいと思っている人」です。
一般的なレシピ本には、副菜等のくつかの料理が載っていますが、
この本はかなりビリヤニに超特化しており、副菜はたった2つだけです。
逆に考えると、このレシピ本を一通り作ると、
かなり美味しいモノが作れることは間違いありませんが、
他の料理も一冊のレシピ本で作りたいと思う方には、
エリックサウスの稲田さんの本が幅広くカバーしていますよ。
ビリヤニやカレーはもちろん、アチャールなどの副菜やスパイスドリンクも載っています。
巻末には「インドカレーの設計図」が書いてあり、
あなたが数学等の理系科目が好きなら、間違いなくワクワクしてしまいますよ。
他にもいろんなスパイス料理のレシピ本を比較しながら、選びたい方は
こちらの記事が参考になると思います。
このビリヤニ料理本をスパイス料理初心者におすすめしたい3つの理由
スパイス料理の本は数多くありますが、
なぜこの本をスパイス料理初心者におすすめしたいか、理由を3つにわけて説明します。
①体系的にビリヤニの作り方が学べるから
②有名人とのインタビュー記事が面白いから
③ビリヤニの名店を知れるから
①体系的にビリヤニの作り方が学べるから
この本の序盤には、アンケート形式で、
自分の作りたいビリヤニのレシピのページが分かるようになっています。
そのため、自分の料理レベルや興味のあるところから始まられるので、
幅広い方が楽しめる本だと思います。
ビリヤニはなんとなく難しそう、作り方が複雑なイメージが強い料理ですが、
自分にあったレシピから実践することで、そのイメージを壊せるような仕組みになっています。
ちなみに、実際に作ってみると分かりますが、見た目よりもビリヤニは作りやすいです。
インドやスパイス料理を身近に感じられる一冊ですよ。
②有名人とのインタビュー記事が面白いから
ある程度ビリヤニの作り方がご存知な方にもおすすめできるページが、
有名な方々とのインタビュー記事です。
5つのインタビュー記事が掲載されていますが、
どの方もビリヤニの魅力を語っています。
個人的に皆さんに読んでほしいのが、あの名店「エリックサウス」の総料理長、
稲田俊輔さんのインタビュー記事です。
稲田さんのレシピ本の巻末にある「インドカレーの設計図」には度肝を抜かれましたが、
今回の「ビリヤニ方程式」も素晴らしいです。
③ビリヤニの名店を知れるから
実際にビリヤニが作れるようになると、
プロが作った料理も食べてみたくなるのが人間の性。
このレシピ本には、ビリヤニの名店も余すことなく紹介しています。
自分でビリヤニを作って、新しい世界を知り、
美味しいビリヤニを食べて、その世界を広げてみませんか?
ビリヤニ初心者におすすめ!レシピ本と一緒に購入したい材料まとめ
実際にビリヤニを作りたい!という思いが強くなってきた方に、朗報です。
予め買っておいた方がよいと感じた商品を紹介します。
何事も準備が大切。
ぜひビリヤニのレシピ本と合わせて、一度購入を検討してくださいね。
これらの食材や道具があると便利です。
①バスマティライス
②レトルトカレー
③スパイス
④鍋
理由を一つずつ説明しますね。
ビリヤニレシピ本と一緒に買いたい「バスマティライス」
バスマティライスがなけれな、ビリヤニが作れません。
ブランドはいろいろありますが、とにかくバスマティライスが必要です。
おすすめのバスマティライスは「ラルキラ」です。
水野仁輔さん監修の「ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!」でも
ラルキラのバスマティライスを使っていますので、
一緒に購入すると、レシピの再現性が高まります。
しっかり熟成させた貯蔵期間2年こその
最高クラスの芳醇な香りとパラッとした食感が楽しむことができます。
ビリヤニレシピ本と一緒に買いたい「レトルトカレー」
レトルトカレーがあれば、ビリヤニの調理を大幅に短縮することができます。
なぜなら、レトルトカレーとバスマティライスがあれば、ビリヤニが作れるからです。
自分の料理の腕に自信のない方でも、美味しいビリヤニが作れる魔法のアイテムとして、
いくつかレトルトカレーを持っておくのも良いですね。
全く料理したくないときは、そのままレトルトカレーを食べちゃいましょう。
エリックサウスのレトルトカレーは、コスパ最高です。
その理由は、エリックサウスのレトルトカレーを含むエスビー噂の名店シリーズの
レビュー記事も書くために、食べ比べをしたからです。
あなたの好きなレトルトカレーが見つかりますように。
ビリヤニレシピ本と一緒に買いたい「スパイス」
ビリヤニで最低限必要なスパイスは以下の通りです。
①ガラムマサラ
②レッドチリ (カイエンペッパー)
③クミン
④コリアンダー
※基本的にはカレーで必要なスパイスと同じ
以下の商品は、いつもカレー初心者の方におすすめしている
カレーの黄色の色をつける「ターメリック」もついたお得なセットです。
スパイス専門店の「神戸スパイス」さんの商品なので、品質は保証済です。
私も2014年からスパイスカレーを作り続けていますが、よく愛用しています。
スパイスをもっとお得に購入したい方はこちらの記事もどうぞ。
また一つずつスパイスを買うなら、専門店で購入することをおすすめします。
日本に輸入されているスパイスの質は高く、これらの専門店なら保存状態も完璧です。
こちらのスパイス専門店のリストを参考にすると良いと思います。
アマゾン版!スパイスを1種類ずつ安く買える専門店
楽天版!スパイスを1種類ずつ安く買える専門店・通販サイト
ビリヤニレシピ本と一緒に買いたい「鍋」
ビリヤニを作るときは、主に2つの鍋を使用します。
バスマティライスを茹でる用とグレイビーというカレーを作る用です。
鍋は特に何でもよいですが、私がいつも使っているのは、ストゥブの無水鍋です。
私はストウブの赤い鍋を愛用しています。
選んだ理由は以下の通り。
①とにかく頑丈で50年以上使える
②焼く、炒める、蒸すなど、何でもできる
③素材の旨味や水分を逃さない
④妻の強いすすめ(最重要)
理由①と④は関連します。
妻の祖母はストウブの鍋を使い続けて50年以上使っていますが、いまだ現役です。
理由②を詳しく説明すると
ストウブの鍋は、「炊く、蒸す、煮る、茹でる、焼く、炒める、揚げる」と何でもできます。
理由③はストウブのふたの裏側をみるとわかります。
蓋をして加熱すると、素材から出る水分が蓋につき、突起を伝って素材に戻るため、
素材のもつ旨みたっぷりの水分を活かしながら調理することができます。
水分の多い素材なら無水で茹でることもできます。
カレー以外の料理にも使えて、頑丈。
色も可愛いので、これからもずっと使い続けようと思います。
ビリヤニのレシピ本に飽きても、バスマティライスは炒飯に使える!
実はバスマティライスは、なんとチャーハンにも使うことができます。
バスマティライスと普段使う日本の米を同量で混ぜて、炊飯器で炊くだけで
パラパラのチャーハンが簡単に作れます!
気になるレシピやコツはこちらの記事をどうぞ。
まとめ:「ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!」の評価
この記事の内容をまとめます。
スパイス料理の本は数多くありますが、
この本をスパイス料理初心者におすすめする理由は、以下の3つです。
①体系的にビリヤニの作り方が学べるから
②有名人とのインタビュー記事が面白いから
③ビリヤニの名店を知れるから
この本のレシピを書いたのは、活躍している4人のプロ料理人です。
1つのレシピ本で、これほど特化したビリヤニの知識を学べるレシピ本は貴重です。
①水野仁輔さん (年何冊もレシピ本を執筆)
②渡辺玲さん (「サザンスパイス」主宰)
③曽我部智史さん (Neo Culture代表)
④大澤孝将さん (日本ビリヤニ協会創始者)
ビリヤニはなんとなく難しそう、作り方が複雑なイメージが強い料理ですが、
自分にあったレシピから実践することで、そのイメージを壊せるような仕組みになっています。
ちなみに、実際に作ってみると分かりますが、見た目よりもビリヤニは作りやすいです。
インドやスパイス料理を身近に感じられる一冊ですよ。
こちらの本でも
ラルキラのバスマティライスを使っているので、
一緒に購入するとレシピの再現性が高まります。
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