カレーを辛くする3つの方法!子どもがいる家族におすすめの調味料は?

もはや日本の国民食ともいえるカレーの弱点は、
幅広すぎる年齢層が同じものを食べるのが難しいことです。
こんな経験はありませんか?
他にも、
ちょうどいい辛さのルーを使ったのに、思ったほど辛くならなかったという場合も。
この記事では、年間100回以上カレーを作る私が、カレーを辛くする3つの方法を紹介します。
あなたの今の現状に合わせて、最適な方法を選んでくださいね。
この記事では、以下のことがわかります。
複数の人とシェアしながら、カレーを辛くする方法
①完成したカレーをお皿に盛り、卓上で調味料やソースなどを振りかける
②作る途中で鍋を2つに分け、片方の鍋に調味料を追加し、煮込む
③辛口ルウやカレーを辛くする方法で一旦作り、甘くしていく
④本当に激辛にしたいなら、デスソースを使う
もし、家族や友人など複数の人でカレーをシェアするなら、
やっぱり自分好みの辛さを調整できると便利ですよね。
この記事を読めば、それが可能です。
さっそく1つずつ解説していきます。
甘すぎるカレーを辛くするスパイス!子どもがいる家族にもおすすめ
まずは、方法①の説明をします。
3つの方法の中で一番簡単で手間が少ない方法です。
今回、カレーの辛さが足りないときに使える辛さ調整用のスパイスを
年間100回以上カレーを作る私の経験から紹介します。
ただ辛いのではなく、カレーを美味しくすることも考慮して選びました。
カレーを激辛にすることも可能なスパイス、レッドチリ
カレーの辛さの正体は、
ずばり唐辛子由来の成分、カプサイシンです。
カレーを食べた時に、舌の上にカプサイシンが存在すると、人間は辛みを感じます。
実は、辛みは食べ物の温度によっても強さは異なり、
冷たい料理よりも熱い料理の方が、より辛く感じるので、
アツアツのカレーに使ってください。
チリパウダーは熱に強いので、カレー以外にも、ピザや鍋にも使えます。
汎用性が高いスパイスなので、試しに買ってみると料理の幅が広がりますよ。
ちなみにカプサイシンの化学的な構造はこちら。
芳香環(ベンゼン環)をもち、長い炭素鎖をもつカプサイシンは、
水には溶けにくいですが、酸や油(脂肪)には溶けやすい性質を持っています。
したがって、カプサイシンを使い過ぎて、辛くなりすぎた場合は、
バターなどの脂肪を一緒に使ってください。
小さな子どもがいる方には普通のカレーにも入れてみましょう。
濃厚なカレーに仕上がります。
特におすすめなバターは、インド発祥の純度の高い油脂である「ギー」。
アーユルヴェーダ食の要として昔から使われてきましたが、
実は体に最も良い油脂世界ナンバーワンに輝く、今一番ホットなスーパーフードです。
また、このギーは牧草をたっぷり食べたことを証明する、
「グラスフェッド」表記がついている商品です。
ギーの原料は牛や水牛、ヤギなどのミルクから作った無塩バターですが、
栄養価の高さは、やはり牛の飼育環境に大きく左右されます。
広々とした牧場で、健康的に飼育された牛のミルクを使用したものが理想的です。
こちらのギーがグラスフェッドがついたギーの中で最安です。
カレーのスパイシーさ、香りを上げるガラムマサラ
ガラムマサラは聞いたことがある人もいるでしょう。
ガラムマサラについて詳しく知りたい方はまずこちらの記事をどうぞ。
さて、ガラムマサラは複数のスパイスがブレンドされたミックススパイスです。
メーカーによって入っているものは微妙に違います。
私が持っているガラムマサラの原材料は以下の通り。

原材料を見ればわかりますが、辛いスパイスは黒胡椒のみです。
赤唐辛子は入っていませんので、辛さは少し上がるだけです。
私が持っている青い箱のガラムマサラは長年の相棒です。
カレーを作る時の最後の仕上げに必ず使っています。
いろんなスパイスが入っているので、全体の底上げといった使い方です。
このガラムマサラがないときは何となく物足りなく感じることも。
子どもがいても、辛口カレーを食べたいなら、鍋を分けよう
次に、方法②の説明をします。
この方法②は
方法①「完成したカレーをお皿に盛り、卓上で調味料やソースなどを振りかける」
で紹介したスパイスを別の鍋に入れて煮込む方法です。
唐辛子のカプサイシンやガラムマサラが均一に混ざるので、
美味しくつくることができます。
しかし、デメリットが2つあります。
特に大きなデメリットが洗い物。
カレーを作った鍋はどうしても洗うのが厄介なイメージが強いですよね。
そこで以下の記事を共有します。
この記事では、
カレー鍋の汚れ、焦げ、こびりつきを落とす方法、コツを詳細に説明しています。
合わせて読んでみてください。
カレーを辛くする方法や中辛、辛口ルウで一旦作り、甘くする
最後に、方法③の説明をします。
いわゆる発想の逆転ですね。
あらかじめ子どもには少し辛いカレーを作っておくことになってしまいますが、
この方法は辛くするスパイスを必要としない分、おいしさも損なわれません。
具体的には、中辛のカレールウでつくり、先に自分の分をとった後、甘くする食材を加えます。
まずは、この7つの中でどれか1つの食材を入れましょう。
私のおすすめは、バターかヨーグルトです。
カレーの辛さをマイルドにする方法はこれが一番効果的です。
いかに自分の舌、もしくは一緒に食べる人の舌を誤魔化すかが大切です。
これらの食材はカレーの辛さを和らげる働きがあります。
なぜ辛さを抑えられるのか、それぞれの食材の効果を説明は下の記事を読んでみてください。
単純に手軽さや手に入りやすさの面を考慮すると、ヨーグルトを推しますが、
おすすめはインド発祥の純度の高いバターの「ギー」です。
また「グラスフェッド」表記がついたギーは、牛の飼育環境が良いので、
栄養価が高くなっています。
ギーは、体に最も良い油脂世界ナンバーワンのスーパーフードの一つです。
グラスフェッドがついたギーは普通のバターよりも高いですが、
最安のグラスフェッドギーは下のものです。
甘いカレーを激辛にするなら、最強調味料「デスソース」がおすすめ!
「並みの辛さでは物足りない。もっともっと辛いカレーが食べたい!」
「家族なんて関係ない。今は最強の刺激がほしい!」
というロックな方には、さらにカレーを辛くする方法を紹介します。
それがデスソースです。
「死者が出るほど激辛」であることから名前が付いたというほど、
強烈な辛さをカレーにプラスすることができるソース。
唐辛子が使われているようですが、詳しい配合は不明デス。
ほんの1滴でも凄まじい辛さを発揮するので、
カレーに使う時は慎重に使ってください。
罰ゲームには最適?超激辛の18禁カレーとは?
補足説明になりますが、市販で一番辛いカレーを紹介します。
本当に辛い料理が得意な方、激辛マニアの方は
試してほしいカレーの商品です。
いくつか種類があるのですが、
本当に辛いのが、赤色の「危険」レベル。
辛さレベルは「スコヴィル」という単位であらわされますが、
ハバネロの辛さが58万スコヴィルとして、
18禁カレーで使われている「ブット・ジョロキア」が、なんと約100万スコヴィルです!!
収穫にはゴム手袋が必要な「ブット・ジョロキア」がまるまる4本入ったのが、
赤色の「危険」レベルの18禁カレーです。
このセットを購入し、全部食べた方のレビューはこちら
Amazonレビュー抜粋:
ピンク~赤まで食べましたが超辛いです!
ピンクはまだいいものの赤は胃をやられました。。
まとめ:甘いカレーを辛くする方法はスパイスと調味料を使いわける
この記事の内容をまとめました。
これらの方法を使いこなすことで、自分が好きなカレーの辛さを楽しむことができます。
複数の人とシェアしながら、カレーを辛くする方法
①完成したカレーをお皿に盛り、卓上で調味料やソースなどを振りかける
②作る途中で鍋を2つに分け、片方の鍋に調味料を追加し、煮込む
③辛口ルウやカレーを辛くする方法で一旦作り、甘くしていく
④本当に激辛にしたいなら、デスソースを使う
カレーをおいしく辛くするおすすめのスパイス、調味料まとめ
アツアツのカレーに使ってほしい唐辛子
辛くしすぎたときのバックアップ、栄養満点バター
辛口のさらに向こうへ!デスソース
ぜひとも素敵なカレーライフを。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
小さい子どもがいるので、子どもに合わせてカレーの辛さを調整したら、
大人にとってはちょっと物足りない辛さになってしまった