カレーがしょっぱい原因と解決法!味が濃い、塩辛い時の対処と改善する食材

せっかく作ったカレーが塩辛い!
しょっぱくてなんとかしたい!
すでに水で薄めてしまって、味の調整が迷子。
でもこの記事を見つけたあなたは大丈夫。
大学でインド人留学生に出会い、スパイスの魅力に取り憑かれてから
2014年から毎週2回、カレーを作り続けている私が、必ずなんとかしてみせます。
この記事では、以下のことがわかります。
①塩辛くなってしまった原因
②やってしまいがちなNG行動2つ
③理想的な塩分量
④実際に入れると改善する食材まとめ
やってしまいがちなNG行動。。ちょっと心配ですよね。
でも、大丈夫です。
もちろんそのリカバリー方法も紹介します。安心して、最後まで読んでくださいね。
なぜしょっぱい?カレーの味が濃い、塩辛くなってしまった原因、理由

まずはしっかり原因を考えてみましょう。ここがわかれば、次から失敗しにくくなります。
カレーがしょっぱくなってしまった原因は
主に2つが考えられます。
- 下ごしらえの段階で下味を付けすぎた
- カレールーと水の量を間違えてしまった
下味の付けすぎで塩分が多すぎる
カレールウの製品の裏の作り方で、まずは材料を一度炒めますよね。
その時に「塩コショウ入れとこ」と下味として付けたり、
中には「コンソメで出汁っぽくしとくか」と入れたりしませんでしたか?
その行動は大正解です!
私もよくします。
しかし問題なのが、その分量です。
カレーの超名店、エリックサウスの稲田さんの本を参考にすると、
カレーの理想的な塩の量は仕上がり総量に対して1%
なのです。
したがって、下味をつけすぎるとしょっぱいカレーになってしまいます。
この本を買えば、絶対に美味しいカレーが作れるカレーの設計図が手に入ります。
それさえあれば、
夜遅くに帰ってきても、美味しい本格カレーがあっという間に作れます。
それを可能にするテクニックがたくさん詰め込まれています。
カレー以外にも作りたいレシピが多数紹介されているので、
この本1冊で3年間は楽しめます!
本のレビュー記事はこちら。

水の量が少なすぎて、味が濃く、塩辛い
次の原因は、カレールウと水のバランスが悪いケースです。
水の量を量らずに目分量で入れてしまい、意外と水が少なかった!
とか
初めてドライカレーに挑戦してみた!
といったことはよくありますよね。
水とカレールーの量のバランスが悪いと塩辛くなります。
そこでリカバリーするためにやってしまいがちなNG行動が、
水を入れて薄めるです。
カレーの味が濃い、塩辛い時に知ってほしい水で薄める時の注意点

やってしまいがちなNG行動の1つ目は、水を入れて薄めることでした。
水を入れると確実にカレーのコクがなくなってしまいます。
塩辛いカレーが一気に味の薄いカレーになり、さらに味の調整に時間がかかるからです。
こうなってしまうと泥沼ですが、この記事を見つけたあなたは大丈夫です。
すでに水で薄めた場合はこちらの記事でリカバリーできます。

カレーがしょっぱい時にはちみつを入れるのがダメな理由

やってしまいがちなNG行動2つ目は、はちみつを加えることです。
はちみつを入れると甘みが増すので、確かに塩辛さは和らぎます。
一部の記事でもはちみつを入れることを勧めていますが、
カレールウを入れた後ではちみつを入れるとどうなるかご存知ですか?
なんと、はちみつの持つ酵素でカレーのとろみが消えてしまいます。
こうなってしまうと、またとろみをつける必要が出てきます。
下の記事を読むことで、はちみつを入れた後でも、カレーのとろみをつけることが可能です。

この上のリンクは記事の文中にあるとろみをつける方法が書いてある箇所まで一気に飛ぶことができます。
ぜひ気になる方は読んでみてくださいね。
次の章では、
カレーの塩辛さを和らげる食材を紹介します。
大きく分けて3つのグループがあります。
調味料、野菜、そして乳製品です。
カレーが塩辛い時に加えるべき調味料は砂糖、酢、みりん

まずは、調味料について解説します。
塩辛さを和らげるには、カレー8皿分に対し、砂糖と酢を大匙1ずつ加えます。
隠し味として、みりんも重宝します。
ここで甘み=はちみつと考えて入れてしまうと、とろみをなくす副作用が出てしまうので注意。
カレーの隠し味は家によって多種多様です。みりん以外にもいろんな隠し味があります。
私が美味しいと思うカレーの隠し味をまとめました。

カレーがしょっぱい時に加えるべき野菜はジャガイモと玉ねぎ

ジャガイモの皮をむき、大きめに切ります。
そのままカレーに入れて、20分間一緒に置いておくだけで、
なんとジャガイモがカレーの塩を吸い取ってくれます。
そのあとは取り除いてもよいですし、そのままゆでてカレーに加えるのもありです。
玉ねぎも同様に、包丁で2、3つに分けて入れます。
そのままカレーに入れて、5分間入れておくと、
カレーの塩気が和らぎます。
カレーの塩辛さを和らげるには乳製品!ヨーグルト、牛乳がおすすめ

最後に紹介するのが、乳製品です。
乳製品はカレーの風味をマイルドに整える効果があります。
カレー8皿分に対して、
牛乳なら100ml、ヨーグルトなら大匙2を入れるとよいです。
ヨーグルトはどうしてもだまになりやすいので、入れるときはかきまぜるのがおすすめ。
ココナッツミルクや生クリームといったものも効果がありますが、
まずは手軽に試せる牛乳やヨーグルトから始めてみてください。
味が濃いカレーやしょっぱいカレーに乳製品を使ったときの注意点
しょっぱいカレーに乳製品を加えるときに
1つだけ注意しないといけないのが、食べた後の保存方法です。
乳製品をいれることで、カレーが傷みやすくなってしまいます。
これはどうしても避けられません。
カレーを適切に保存する方法を下に紹介していますので、
ぜひ参考にしてください。

この記事では、以下のことが分かります。
①カレーを安全に冷凍する方法の比較
②洗い物が少なくなる解凍方法の比較
③それぞれの保存方法における美味しく食べられる期間
④1ヶ月後も美味しいカレーを作るコツ
そもそもカレーが塩辛くならない方法と美味いカレーを作る秘密

ここまで読んでくださった皆さんに
最後に、塩辛くならない方法と美味しいカレーを作る秘密を共有します。
塩辛くならない方法は、ずばり食材選びです。
なんとキノコを加えると、塩を足さなくても美味しいカレーが作れます!
下の記事では、カレーそもそもの塩分を減らすコツを解説しています。

最後にもう一度、
カレーの理想の塩分の濃度について
カレーの超名店、エリックサウスの稲田さんの本から引用すると、
カレーの理想的な塩の量は仕上がり総量に対して1%
です。
この本を買って、ぜひ美味しいカレーが作れる設計図を手に入れてください。
それさえあれば、
夜遅くに帰ってきても、美味しい本格カレーがあっという間に作れますよ。
カレー以外にも作りたいレシピが多数紹介されているので、
この本1冊で3年間は楽しめます!
本のレビュー記事はこちら

まとめ:味が濃い、しょっぱいカレーは美味しくリメイクできる!

さいごにまとめます。
カレーがしょっぱくなってしまった原因
- 下ごしらえの段階で下味を付けすぎた
- カレールーと水の量を間違えてしまった
改善する食材
- 調味料の砂糖、酢、みりん
- 野菜のジャガイモ、玉ねぎ
- 乳製品の牛乳、ヨーグルト
美味しいカレーが作れる秘密は
カレーの理想的な塩の量は仕上がり総量に対して1%
を意識することです。
この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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