スパイスカレーに使うトマトはホールトマト缶を選ぶべき3つの理由

カレー作りに欠かせないのはトマトですね。
トマトの甘みや香りがカレーや煮込み料理の美味しさを際立たせます。
作ったカレーの味がなぜか酸っぱかったり、よく決まらないと言う方や、
トマトの甘みを活かしたカレーを作りたい方のために、この記事を書いています。
この記事で分かることはこちら
①味が安定している
②長期保存可能
③価格も安い
あなたの貴重な5分間を私にください!後悔させません。
4種類のトマト商品の中でもホールトマト缶がスパイスカレーに最適。
皆さんはカレーにトマトの味を加えたいとき、何を選びますか?
①生のトマト
②カットトマト缶
③ホールトマト缶
④トマトケチャップやトマトジュース等の既製品
もちろん、それぞれに良さはありますが、私の5年以上のカレー作りの経験から、
カレー作りには自信を持って、③のホールトマト缶をお勧めします。
では、ホールトマト缶が優れている理由は以下の3つです。
それぞれ説明します。
①味が安定している
②長期保存可能
③価格も安い
トマト缶は味が安定しているので、スパイスカレー作りに合うから
味が安定しているのは、缶詰のメリットです。すでに前処理で加熱されています。
一方、生のトマトは旬の時期ではない場合、トマトの美味しさの個体値がばらつきます。
また美味しい生のトマトの選ぶためには、スーパーに通って自分の目で確認する必要があります。
トマトの品種によっては、生やサラダで食べると美味しいトマトと加熱することで美味しくなるトマトがあります。
美味しいトマトを選ぶ目を養うのは、なかなか骨が折れそうです。
その点、缶詰は選ぶ目はいりません。賞味期限の確認だけです。
トマト缶は長期保存が可能で、買うタイミングで節約もできる
缶詰のメリットの2つ目です。言わずもがなですね。
生のトマトは冷蔵庫に入れていても、10日程度です。
開封前のトマト缶なら賞味期限は2年以上です。
さらにトマト缶はいつでも買うことができます。
普通のスーパーやカルディだと100円で買えます。
楽天やアマゾンなどで、10個単位で購入すれば、
ポイントで結果的にお得になったり、家まで宅配してもらえるメリットもあるので、
一度価格を確認するのもアリですね。
スパイスカレー作りのスキルが低くても、トマト缶なら美味しい
ここまで缶詰のトマトがカレーに選ばれる理由を説明してきました。
ところで、ちなみになんですが、
ホールトマト缶とカットトマト缶では使われるトマトの種類が違うのはご存知ですか?
ホールトマト缶の特徴
ホールトマトでは細長いサンマルツァーノ種のトマト、あるいはその改良種が使われています。
イタリアを代表する品種で、加熱することで美味しくなります。
味が濃く、煮崩れやすく、トマトソースなどにするにはもってこいです。
カットトマト缶の特徴
一方、カットトマトには丸い形のトマトが使われます。
こちらのトマトも改良種で、加熱に向いたトマトであることには変わりはないありませんが、
酸味の強い品種です。
また特徴として、果肉がしっかりしていて煮くずれしにくいので、
ちゃんと残ってしまうのも、酸味が強くなりやすい要因ですね。
私がカットトマト缶ではなく、ホールトマト缶をおすすめする理由をまとめると以下です。
■ホールトマトをおすすめする理由
①ホールトマト缶は味が濃厚
②カットトマト缶は形が残ってしまう
私と同じように
カレーの濃厚な味やトマトの濃い甘みを味わいたい方は、ホールトマト缶をオススメします。
スパイスカレーでホールトマト缶を使うときに注意することは?
トマト缶でスパイスカレーを作ったら、
「酸っぱくなった」とか、「トマト感が強すぎて美味しくない」という経験はありませんか?
下記の記事で酸味を消す方法を紹介しています。
トマト缶はコスパ抜群で味も安定するので、おすすめではありますが、
この記事を読むことで、調理中に工夫することがわかるので、トマト缶の可能性を最大限まで引き出すことができますよ。
スパイスカレーを作るときにホールトマト缶がない場合の代用は?
ホールトマト缶がない場合の代用としては、
トマトケチャップやトマトジュースが考えられます。
しかし、ケチャップやジュースの扱いは、正直難しいです。
既製品はトマト以外にも様々な材料が含まれています。
入っているものをみてください。完璧な混合物です。
ちなみに一般的な原材料はこちら。
トマト、糖類、醸造酢、食塩、たまねぎ、香辛料
どうしても食塩や酢など、多くの材料が混ざっているので、味の調整が難しいんですね。
このケチャップを入れる量でトマトの味のコントロールをしようとすると、
余計なものも入ってしまうことになります。
それでもトマトケチャップしかないという場合は
下記の記事で隠し味としてお使いください。
参考になる記事を載せておきます。
またトマトジュースを使う場合は、
甘みや水分を大量に鍋に入れることになりますので、
かなり味のコントロールは困難を極めるでしょう。
理想論:美味しい生のトマトを選んで、美味しいスパイスカレーを
カレーを極める上で私の理想を書きます。
①一番良い状態のトマトを一番美味しい旬の時期に手に入れる。
②微妙に水分量が異なるトマトを切る。
③加熱するときは、確実に水分が飛ぶように、果肉を潰す。
④もちろん、カレーの鍋の中の水分の調整は忘れない。
この4つの動作が全てうまくいったとき、
平均点が90点のホールトマト缶を超えることができると考えます。
かなり難易度が高いことがわかりますね。
特に①のトマトを手に入れるまでのハードルが高く、自分では制御できない要素もあるので、
やはり、ホールトマト缶が最適だと考えます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事を読んで、いますぐにホールトマト缶でカレーが作りたい方は、以下の記事をどうぞ!
たった30分でカレーが作れますよ!

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