カレーに入れてはいけない相性の悪い野菜は?年100食以上作る私が紹介

カレーに入れると美味しい野菜はたくさんありますが、
逆にいれたら不味い野菜はあるのでしょうか?
皆さんが思う「カレーにこれはやめたほうがいい!」なんて野菜はありますか?
この記事では、カレーを年100食以上作る筆者が入れない方がいい野菜を解説します。
入れない方がいい野菜は以下の通りです。
①きゅうり
②もやし
③レタス
④スイカ(殿堂入り)
スイカは殿堂入りなので、後ほど詳しく紹介します。
カレーに入れると不味い具材!特徴は、水分量が多い傾向にある

カレーがまずくなる一つの要因として、水分が多すぎるのがありますが、
野菜自体に水分が多く含まれている場合、
野菜の中の水分を加熱でうまく抜かないと不味くなりがちです。
数多くの種類の野菜の中には、90%以上の水分が含まれているものもあり、
もやしはなんと可食部100g中95.9gが水分です。
ここでもう一度「カレーに入れるとまずくなる野菜」を水分量と共に見てみましょう。
カレーに入れない方がいい野菜は、すべて水分量は95%を超えていますね。
水分量が多い野菜は全てカレーに合わないというわけではない

水分量が95%を超えている野菜を挙げると、白菜がありますが、これは例外です。
白菜に関しては、玉ねぎの代用に時々使うことがあるので、
入れても問題ないと思っています。
白菜の芯の部分には甘みがしっかり凝集されており、美味しいです。
下の記事では、玉ねぎがなかった場合に、代用できる便利な野菜をいくつか紹介しています。
また、白菜はカレーと相性の良い野菜としても、以下の記事で紹介しています。
この記事を読めば、スーパーでの野菜が選び方がわかるだけではなく、
野菜の旬も紹介しているので、必ず美味しい料理を作りたいあなたの役に立つと思います。
水分量が多い野菜をカレーライスに入れてはいけない?まずくなる理由

カレーに入れてはいけない野菜は水分が多い傾向にあります。
ではなぜまずくなるのでしょうか?
それは具材の加熱と野菜に含まれる水分量の関係にあります。
水分が多い野菜をカレーの具に使うと、
加熱では野菜の中の水分がうまく抜けないので、
キュウリなどを口に入れると「味の薄い温かい水分」を味わうことになります。
この水分がカレーの味を薄くしてしまうのです。
カレー作りのプロもスイカはお手上げ?絶対に入れてはいけない野菜!

最後に紹介するのが、カレーに絶対に入れない方がいい野菜、スイカです。
カレーのレシピ本を1年で何冊も執筆されている水野仁輔さんの公式サイト
「カレーの学校」でも以下のような記述があります。
カレーの質問 114:
これまで作ったカレーの中で、これは失敗だったな。というカレーはありますか?
スイカのカレー。もう作りません。(水野仁輔)
ちなみに、スイカの水分量は95%で高いです。
夏にピッタリなイメージのスイカとカレーが合わさると、
全く美味しくないものになってしまうんですね。
なんとも悲しい結果です。。
カレーと相性の悪い具材・野菜を入れてしまった!復活方法の紹介

入れたらいけない野菜を使っていないのに、なぜか作ったカレーがまずいという人には、
こちらの記事が役に立つと思います。
まずいカレーを美味しくする方法を、2014年から作り続けている私が解説しています。
目の前にあるカレーをなんとか食べられるようにしたいなら、この記事の内容が役に立つはずです。
まずいカレーと決別!カレー作りに便利なおすすめの調理道具を紹介

美味しいカレーを作りたい方に、ぜひ知ってほしいのが、
カレーを作る道具の大切さです。
カレーに使う鍋やフライパンは焦げ付きにくいものを使っていますか?
玉ねぎのみじん切り、面倒くさくありませんか?
便利な調理道具をそろえることで、時短になるだけでなく、
以下の3つのメリットがあります。
■調理道具をそろえるメリット
①カレーの質が上がり、味が安定する
⇒調理の再現性があがり、失敗しづらい
②モチベーションが上がる
⇒もっと道具を使いたくなる!
③家族や友人との楽しい時間が手に入る
⇒美味しいカレーでみんなハッピー!
以下の記事にカレー作りに必要な調理道具をまとめました!
普段カレーを作るなら、ぜひ一度読んでほしい内容になっています。
あなたが持っていない便利な調理道具がきっと見つかりますよ。
まとめ:カレーに入れてはいけない具材は水分量が多い野菜!

この記事の内容をまとめます。
「カレーに入れるとまずくなる野菜」は水分量が多い傾向がありました。
カレーに入れない方がいい野菜は、すべて水分量は95%を超えています。
特に不味いのが、水分量が95%のスイカでしたね。
カレーの質問 114:
これまで作ったカレーの中で、これは失敗だったな。というカレーはありますか?
スイカのカレー。もう作りません。(水野仁輔)
皆さんは、水分量の多い野菜をカレーに使う時は、ぜひ気をつけてくださいね。
このブログでは、カレーに関する情報を発信しています。
カレーと相性の良い野菜についても、以下の記事で紹介しています。
野菜の旬や選び方も紹介しているので、あなたの役に立つと思います。
あとがき:トマトのカレーが不味いと思う人の理由を考察してみた

おまけとして、少しマニアックですが、
トマト感が強いカレーが苦手な方もいますので、少し考察してみます。
本来トマトはカレーにコクや甘みを加える優秀な具材なんですが、
加熱が足りないと余分な酸味が邪魔してしまい、苦手だと思う人がいると思います。
私が思うカレーを美味しく作るコツは、「具材の脱水」です。
例えばトマトをしっかりと加熱させることで、独特な酸味が消え、野菜本来の甘みが残ります。
トマトの水分をしっかりと加熱で飛ばし、ペースト状まで炒めることで、
あなたのカレーはさらに美味しくなりますよ。
トマトを入れるタイミングはかなり序盤で
玉ねぎを飴色玉ねぎにした段階で、トマトを加熱しましょう。
詳しい説明はこちらの記事でどうぞ。
ちなみに、加熱が足りない水分が多いトマトならカレーの具として許される節がありますが、
もやしやキュウリ、レタスはカレーの具としてマイナーな立場なので、厳しいでしょうね。
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