【カレー盛り付け術】テンパリングしたスパイスは食べる?取り出し方を紹介

スパイスカレーを作ると「ホールスパイス」を残すかどうかで迷ってしまう。
カレーの鍋にホールスパイスを入れたままにすると、スパイスの強烈な香りが特に苦手な人には
さながら「薬っぽい味の香りの爆弾」のように思うだろう。
しかし、ホールスパイスをテンパリングし、煮込み続けることで、
カレーの香りをしっかりと底上げしなくてはならない。
そこでこの記事では、テンパリング後のホールスパイスの扱い方を、
2014年からスパイスカレーを作り続ける私が紹介します。
⓪そもそもテンパリングとは?
①取り除くべきホールスパイス
②ホールスパイスの取り出し方
③そのまま食べるホールスパイス
カレーを食べる時に邪魔になるスパイスをあえてテンパリングする理由
ホールスパイスをテンパリングする理由は、カレーの風味が格段に良くなるからです。
そもそもテンパリングについて、初めて聞いた方はこちらの記事が参考になります。
スパイスを油で熱することで、スパイスの香りや効能を油に移す作業をテンパリングといいます。
テンパリングをしたあとも、一般的にホールスパイスはそのままカレーの鍋に残しておき、
具材と一緒に煮込んでいくことがほとんどです。
テンパリングをした後もホールスパイスから香りは出続けています。
ホールスパイスを鍋に入れておいて他の具材と一緒に完成まで煮続けた方が、
香りがカレー全体に行き渡るのでオススメです。
しかし、ずっとホールスパイスを鍋に入れておいたままだと、
いつ取り除けばよいか迷ってしまいますね。
そこで、実際に食べなくてよいホールスパイスを次の章で解説します。
盛り付けの時に取り除くべき、食べないホールスパイスまとめ
まずは私のカレー作りの経験上、
盛り付けの時に取り除いたほうが良い、皿にあっても食べなくてよいホールスパイスはこちら。
①シナモン
②カルダモン
③レッドチリ
④スターアニス
⑤クローブ
⑥メース
⑦ブラウンカルダモン
食べられないスパイスに当てはまる特徴は、ずばりサイズが大きいこと。
めちゃくちゃ良い香りがするホールスパイスのシナモンなんて、しょせん「木の皮」です。
食べるものではありません。
ただ、シナモンはダイエット効果も高く、チャイやクラフトコーラの材料にも使えるので、
ホールスパイスのシナモンを持っておくのはいいと思います。
また、香りの女王と名高いカルダモンを実際に噛んだときの口の中に広がる強烈な香りは、
「カルダモン爆弾」と呼ばれていますね。
カルダモンの特徴についてはこちらの記事でも紹介しています。
カレーの鍋にホールスパイスを残して、誰かが食べても大丈夫?
カルダモン爆弾と聞くと、めちゃくちゃ物騒ですが、実際食べても大丈夫です。
もちろん人体に害はありませんが、盛り付けのときに、取り除くのが面倒な場合は、
食べる人には、一言伝えておくことをおすすめします。
カルダモン以外のホールスパイスも、「爆弾」ほどではありませんが、
ホールスパイスの独特な香りが口いっぱいに広がります。
たとえば、、クローブは歯医者さんで使われている薬のような味がしますよ。
私は慣れているので、クローブを噛んでも、ミンティアのタブレットの感覚でやり過ごしますが、
口当たりもあまり良くないので、できれば食べなくてすむ方がいいですね。
初めてスパイスを使ったカレーを食べる方には、ホールスパイスのことを事前に伝えておき、
食べる人自身がよけながら食べるか、作る人があらかじめ取り除くか決めておきましょう。
カレーを美味しくするテンパリング後のホールスパイスの取り出し方
ホールスパイスをカレーの鍋に入れることで、香りが全体に行き渡ることがわかっても、
サイズの大きいホールスパイスを取り除くのは面倒です。
そこでお手軽な解決策を紹介します。
使い捨てのティーパックを使いましょう。
テンパリングしたスパイスを鍋から出し、ティーパックに入れて戻すことで、
ホールスパイスの香りを100%引き出すことができ、美味しいカレーが簡単に作れます。
わずらわしいスパイスを菜箸で取り除く作業もなくなりますよ!
カレー作りをもっと楽しみたい方や、時短をしたい方はこちらの記事が参考になります。
2014年からカレーを作り続ける私の相棒の調理道具を紹介しています。
テンパリング後も取り除かない、カレーと一緒に食べるホールスパイス
最後に、テンパリング後に取り除かなくてよいホールスパイスをまとめます。
①クミンシード
②マスタードシード
③フェンネルシード
④フェヌグリークシード
⑤ブラックペッパー
⑥アジョワン
「シード」と名の付くスパイスが多いですね。
クミンシードといった「シード系」のスパイスはサイズが小さく、菜箸で取ることはできません。
私が良く使う「食べられるホールスパイス」はダイエット効果の高いクミンシードと、
ピリッと辛くて、プチプチ食感が楽しいマスタードシードです。
ダイエット効果については以下の記事に、論文結果をまとめてあります。
質が高い「神戸スパイス」のお得なクミンシードはこちら。
Amazonレビュー抜粋:
・香りが良くて、食がすすみます。
・爽やかな香りで、シード自体も食べてます
クミンシード系はテンパリング後もカレーに残そう!活用レシピ紹介
マスタードシードのときにちらっと紹介しましたが、
これらのシード系スパイスは香りだけではなく、
カレーの食感も変えてくれるので、ぜひ試してほしいスパイスばかりです。
これらのスパイスを使うことで
「食感」と「口の中に広がる香り」を食べている人に楽しんでもらいましょう!
実際にマスタードシードを使った「ひよこ豆カレー」のレシピはこちらです。
プチプチ食感とピリッとした辛さが癖になりますよ。
いろいろなホールスパイスを鍋に残して、香り高いカレーを作ろう!
ここまで、食べられるホールスパイス、食べなくていいホールスパイスを説明しました。
あなたがもし知らなかったスパイスがあれば、ぜひとも試してみて下さいね。
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まとめ:カレーの皿から取り出すホールスパイスはサイズで判断
この記事の内容をまとめます。
テンパリングをした後もホールスパイスから香りは出続けています。
ホールスパイスを鍋に入れておいて他の具材と一緒に完成まで煮続けた方が、
香りがカレー全体に行き渡るのでオススメです。
盛り付けの時に取り除いたほうが良い、皿にあっても食べなくてよいホールスパイスはこちら。
①シナモン
②カルダモン
③レッドチリ
④スターアニス
⑤クローブ
食べられないスパイスに当てはまる特徴は、ずばりサイズが大きいです。
そのため、テンパリングしたスパイスを鍋から出し、ティーパックに入れて戻しましょう。
ホールスパイスの香りを100%引き出すことができ、美味しいカレーが簡単に作れます。
わずらわしいスパイスを菜箸で取り除く作業もなくなりますよ!
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