カレーの隠し味にハチミツ!使い方や効果や分量、タイミングを紹介

カレーの隠し味にたった小さじ1のハチミツを加えることで、
カレーがさらに美味しくなります。
しかし、入れすぎるとリカバリーできなくなるほど甘くなり、
バランスがとれなくなるので、注意が必要です。
この記事では、
2014年からカレーを作り続けている筆者が
ハチミツを隠し味として加える効果や量、タイミングを徹底解説します。
①ハチミツの使い方
②ハチミツ以外の隠し味
③おすすめの隠し味とカレーレシピ
カレーの隠し味にハチミツは合う?おいしい?効果は甘みを追加
カレーの隠し味には「効果」があり、5つのグループに分けられます。
自分が思う味の方向性に調整しましょう。
①コクの方向性 (バターなど)
②甘みの方向性 (ハチミツなど)
③香りの方向性 (生姜など)
④苦みの方向性 (コーヒーなど)
⑤酸味の方向性 (酢など)
この5つの方向性を意識しながら、
隠し味を使うことで、自分の理想の味にカレーが近づくと思います。
隠し味について詳しく説明した記事がこちら。
カレーにハチミツを入れた場合は、以下の効果が得られます。
カレーに甘みを加える
隠し味、ハチミツの効果!カレーの肉が固くならない
肉を焼くと硬くなってしまうことがありますが、
それは肉に含まれるタンパク質が加熱によって、変性してしまうから。
しかし、肉の表面にハチミツを塗ると、
ハチミツに含まれるブドウ糖や果糖が中まで入り込み、タンパク質の変性を防いでくれます。
つまり、ハチミツを塗ることで、加熱しても肉が柔らかいままになるのです。
カレーの肉を柔らかくする方法については、こちらの記事でも紹介しています
下の記事では、カレーの肉の部位でどれがおいしいかを説明しています。
スーパーで選ぶ時に注意する点も合わせて紹介しているので、読んでみて下さい。
カレーの隠し味にハチミツを使う時の分量は?入れすぎに注意!
カレーの隠し味にハチミツを使うと美味しくなりますが
入れ過ぎてしまうと、味のバランスが崩れ、取り返しのつかないことになります。
そこである程度の量を決めておきましょう。
隠し味に使うハチミツの適量に、
これといって決まりはありませんが、一つの基準としては以下です。
4人分のカレーに小さじ1~1.5を入れる
若干の誤差はありますので、加えたら味見をしましょう。
絶対にしてはいけないことは、
味がまとまらないからといって、追加し続けることです。
うまくまとまらない場合は、
おろしニンニクや生姜を小さじ1入れて味を整えるほうが失敗しませんよ。
隠し味として使う方法を詳しく説明した記事がこちらです。
軽量スプーンがない方はぜひ1セット持っておきたいところです。
下の商品はマグネットつきなので、使わないときは冷蔵庫に貼っておけます。
バラバラにならずにひとつにまとまり、収納もしやすいのがポイントです。
もしもハチミツをすでに入れすぎてしまい、
カレーの味が甘くなりすぎてしまった場合は、こちらの記事をどうぞ。
カレーのトラブルを解決する記事です。
カレー作りのノウハウをまとめた記事なので、ブックマークしておくといいと思います。
カレーの隠し味「はちみつ」の使い方!入れるタイミングはいつ?
まずはじめに、「肉が固くならないように」ハチミツを入れた場合は、
特にこの章は読まなくて大丈夫です。
ハチミツを入れる隠し味として加える最適なタイミングは、水を入れた後です。
カレーをルウで作るかカレー粉で作るかで若干タイミングが変わるので、
念のため説明します。
カレールウを使う場合
流れとしては以下の通り。
ルウを入れた後にハチミツを入れると、カレーのとろみが弱くなってしまいます。
したがって、ルウを入れる前にハチミツを入れて、10分ほど加熱しましょう。
加熱でハチミツに含まれる酵素の働きを弱めることができるからです。
タイミングを間違えて加えて、とろみがなくなってしまったとしても大丈夫!
こちらの記事を読むことで解決しますよ。
カレー粉、スパイスを使う場合
カレー粉やスパイスを使う場合は、水を入れた後にハチミツを加えます。
小麦粉が入っていないので、とろみが減る心配はありません。
流れとしては、以下の通り。
カレーの隠し味、はちみつの代用品!甘みの効果をもつ食材まとめ
カレーにハチミツを入れることで得られる効果は、甘みをプラスするものでした。
同じ効果をもつ食材があるので、紹介します。
ひとつまみでも十分に効果があるので、必ず味見をしながら加えましょう。
カレーに甘みを出すための食材一覧
・砂糖 (シンプルイズベスト)
・ハチミツ(カレールウを入れる前に)
・チョコレート(1かけでコクも出せる)
・フルーツジュース(甘さと爽やかさ↑↑)
・ジャム(マーマレードが個人的に◎)
・生クリーム(バターチキンに必須!)
・みりん(入れすぎ注意!煮込んだ味に)
※青文字をクリックすると、その食材の隠し味としての使い方がわかります。
甘みを出すための食材は、ハチミツと同じように基本的に少しずつ入れましょう。
甘みの隠し味は入れすぎてしまうと、
ただ甘ったるいだけのカレーになりますよ。
作ったカレーが辛過ぎるからといって、
これらの食材を入れるのもオススメできません。
下の辛さを抑える記事を読めば、
カレーの辛みと甘みの味のバランスが取れますよ。
はちみつ以外でおすすめのカレーの隠し味は?美味しいカレーとは?
美味しいカレーとは何なのでしょうか?
それぞれの家庭、生まれ育った環境に、
それぞれの思い出のカレーの味があります。
そもそもカレーにとって、一番美味しい隠し味を決めるのは容易ではありません。
そこで、筆者も悩み抜き、
一つの結果を導きました。
美味しい隠し味を見つけるには、
「レトルトカレーの原材料からヒントを得る」
です。
最近のレトルトカレー市場の拡大は目を見張るものがあり、
今やカレールウの市場よりも大きいものになっています。
つまり、美味しいレトルトカレーの原材料を調査し、分析することで、
美味しいカレーの隠し味を見つけることができる。
と私は思っています。
実際に、売れている無印良品のレトルトカレーの原材料を調査し、
まとめた記事がこちらです。
あなたのカレーがもっと美味しくなる、
そんなヒントを得られる記事です。
ハチミツの隠し味でカレーを美味しく作れるようになったら
ある程度カレーを作れるようになったら、1冊レシピ本を買ってみましょう。
もっと多くの種類の本格的なカレーを作ってもいいですし、
スパイスの効果・効能について勉強するのも良いでしょう。
ただ、実際にレシピ本を調べてみても、
カレーの本って結構多いんですよね。
そもそも、人によって興味分野や料理の経験値が違うので、
全ての人にとって、最高の1冊は存在しません。
そこで、学生時代に一人暮らしを始めて、
包丁を握り、カレーに夢中になった筆者が
料理の初心者からカレーの上級者まで、
あなたのレベルに合わせた料理本を提案している記事がこちらです。
レシピ本についてはあまり興味がなく、
調理などの実践メインでカレーをどんどん美味しく作っていきたい方は
便利な調理道具を紹介しているこちらの記事がおすすめですよ。
【実践編】カレーの隠し味としてハチミツを使ってほしいレシピ
最後に、隠し味のハチミツと相性が良いカレーのレシピを紹介します。
カレールウで作る当ブログで人気の高い「欧風カレー」のレシピです。
カレーのコクが高く、はちみつを加えることで自然な甘みもプラスできます。
玉ねぎの皮で出汁もとる方法も紹介していますので、自然なスープも作れますよ。
ぜひハチミツを入れた美味しいカレーを作って、食べてください!
他にも当ブログには、「ほうれん草カレー」や「バターチキンカレー」、「スープカレー」など
多くのカレーやスパイス料理のレシピを紹介しています。
毎日の献立に少しアクセントが欲しいと思っている方に、
ぜひ読んでほしい記事を下にまとめました。
本格的なチャイや手作りコーラを作ってみませんか?
まとめ:はちみつをカレーの隠し味に使って、コクを上げよう!
カレーの隠し味にハチミツを使うと、
以下のメリットがあります。
カレーに甘みを加える
カレーの隠し味に使うハチミツの分量については
これといって決まりはありませんが、一つの基準としては以下です。
4人分のカレーに小さじ1~1.5を入れる
絶対にしてはいけないことは、
味がまとまらないからといって、追加し続けることです。
うまくまとまらない場合は、塩などを小さじ1ずつ入れて味を整えるほうが失敗しませんよ。
ニンニクなどを隠し味として使う方法を詳しく説明した記事がこちらです。
軽量スプーンがない方はぜひ1セット持っておきたいところです。
下の商品はマグネットつきなので、使わないときは冷蔵庫に貼っておけます。
バラバラにならずにひとつにまとまり、収納もしやすいのがポイントです。
以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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