カレーの隠し味にバターをおすすめする3つの理由!使い方やレシピも紹介

カレーにバターは隠し味として最高の組み合わせの1つです。
カレーのコクを高めるなら、バターという食材は欠かせません。
本場インドでもバターは使われており、「美味しいカレーの必需品」になっています。
そこで、この記事では
2014年からカレーを作り続けている筆者が
バターを隠し味として加える効果や量、タイミングを徹底解説します。
■この記事で分かること
①「カレーにバター」をおすすめする理由
②カレーをバターに入れる分量とタイミング
③おすすめの隠し味とカレーレシピ
バターはカレーの隠し味におすすめ!炒める&仕上げで2回使おう!

まずは、カレーにバターをおすすめする3つの理由を紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
①バターで具材を炒めて、香りアップ
バターを入れて、野菜や肉などの具材を炒めると、普通の油などで炒めるより風味がよくなります。
バターは焦げやすいので、具材を炒める時にすこし注意が必要ですが、
特に美味しいカレー作りに欠かせない、飴色たまねぎを作る時や、
スパイスの成分を油に抽出するテンパリングをするときにバターを使うのがおすすめです。
②バターを仕上げに入れて、コク↑
バターを最後の仕上げに入れて、ふわっと溶かすのも良い方法です。
生クリームをかける方もいますが、香りを生かすならバターがおすすめです。
①の理由「バターで具材を炒める」と合わせて、2回にわけてバターを使うのもいいですね。
バターを入れすぎると、くどくなってしまうので、最適な量は後ほど説明します。
③インドバターのギーは栄養価も高い
あの無印良品のバターチキンの原材料にも使われている、インドのバターの「ギー」。
ギーは何と言っても栄養価が高いのが魅力です。
発酵無塩バターを溶かし、ろ過することで不要な水分や糖分、タンパク質などを除去しています。
オレイン酸やビタミンAやビタミンEなど、体によいと言われる成分を豊富に摂ることができます。
ギーにはいろんな種類がありますが、私のおすすめは、
牧草をたっぷり食べたことを証明する、「グラスフェッド」表記がついている商品です。
ギーの原料は牛や水牛、ヤギなどのミルクから作った無塩バターですが、
栄養価の高さは、やはり牛の飼育環境に大きく左右されます。
広々とした牧場で、健康的に飼育された牛のミルクを使用したものが理想的です。
グラスフェッドがついたギーで最安なのがこちらです。
■Amazonレビュー抜粋:
・お高いなと思いましたが、カレーに入れるとビックリするくらい美味しくなります。
・バターコーヒー用に購入し、その後もリピートしています。
ギーはカレー以外にバターコーヒーとしても使用できます。
シナモンと組み合わせることで、ダイエット効果の高いコーヒーも作れますよ。
忙しい朝でも作れるレシピはこちら。

カレーの隠し味にバターを使う時の分量は?入れすぎた時の対処方法

どんな隠し味もそうですが、入れ過ぎると、味のバランスが崩れてしまいます。
そこである程度の量を決めておきましょう。
隠し味に使うバターの適量に、
これといって決まりはありませんが、一つの基準としては以下です。
日本のバターは塩が含まれているものが多いので、
塩分が気になる方は、「無塩バター」も試してみてくださいね。
カレーの塩分を少なくしたい方はこちらも参考にどうぞ。

バターを使う上で、絶対にしてはいけないことは、
味がまとまらないからといって、追加し続けることです。
うまくまとまらない場合は、
おろしニンニクや生姜を小さじ1入れて味を整えるほうが、失敗しません。
絶対にバターだけを使って、カレーの味をまとめる必要はないのです。
隠し味を上手に使って、美味しいカレーを作る方法を詳しく説明した記事がこちら。

もしもすでにバターを入れすぎて、油っぽくなったり、なんとなく不味くなった場合は、
こちらの記事をどうぞ。

カレーのトラブルを解決する記事です。
カレー作りのノウハウをまとめた記事なので、ブックマークしておくといいと思います。
カレーにバターを入れるタイミングはいつ?炒める時と仕上げで2回

バターを入れる最適なタイミングは、具材を炒める時と仕上げの2回です。
流れとしては以下の通り。
バターを2回に分けて入れるのが面倒な場合は、仕上げの1回でも大丈夫です。
バターは焦げやすいので、具材を炒める時にすこし注意が必要ですが、
特に美味しいカレー作りに欠かせない、飴色たまねぎを作る時にバターを使うのがおすすめです。
飴色玉ねぎを早く作るコツはこちらです。
下の記事を読めば、飴色玉ねぎを焦がさずに素早く作ることができますよ。
飴色玉ねぎをつくる方法がわかれば、多くの料理で活用できます。
2014年からカレーを作り続けている私のノウハウが書かれています。
読んで後悔はさせません。
カレーの隠し味、バターの代わりは?コクの効果をもつ代用品まとめ

カレーにバターを入れることで得られる効果は、コクをプラスするものでした。
同じ効果をもつ食材があるので、紹介します。
ひとつまみでも十分に効果があるので、必ず味見をしながら加えましょう。
カレーにコクとマイルドさを出すための食材一覧
■コクを加える食材(クリックで詳細確認)
・バターやギー(オススメ!肉を焼く時も)
・ヨーグルト(しっかり加熱)
・牛乳(マイルドになる。お手軽)
・豆乳(牛乳と同じ効果。常温保存可能)
・ブイヨン(味をまとめてくれる)
・コンソメ(ブイヨンと同じ効果+塩分)
・ワイン(程よい酸味も。安物で十分)
・ジャム(海軍カレーも使用している?)
・味噌(キーマカレーとの相性抜群)
・醤油(分量注意!少なめでOK)
・ケチャップ(入れるタイミングで変化)
※青文字をクリックすると、その食材の隠し味としての使い方がわかります。
カレーにコクを持たせる隠し味は多いですが、
それぞれ方向性が異なるので、いろいろ試してほしいです。
以下の記事を読むことで、コクを加える隠し味の違いがわかります。

簡単に実践できて、隠し味の味の変化を楽しめるのはヨーグルトだと思います。
ヨーグルトを隠し味に使う場合は、こちらの記事でしっかり説明しています。

カレーの隠し味のバター以外でおすすめの食材は?使い方も解説!

美味しいカレーとは何なのでしょうか?
それぞれの家庭、生まれ育った環境に、
それぞれの思い出のカレーの味があります。
そもそもカレーにとって、一番美味しい隠し味を決めるのは容易ではありません。
そこで、筆者も悩み抜き、
一つの結果を導きました。
美味しい隠し味を見つけるには、
「レトルトカレーの原材料からヒントを得る」
です。
最近のレトルトカレー市場の拡大は目を見張るものがあり、
今やカレールウの市場よりも大きいものになっています。
つまり、美味しいレトルトカレーの原材料を調査し、分析することで、
美味しいカレーの隠し味を見つけることができる。
と私は思っています。
実際に、売れている無印良品のレトルトカレーの原材料を調査し、
まとめた記事がこちらです。

あなたのカレーがもっと美味しくなる、
そんなヒントを得られる記事です。
バターの隠し味でカレーを美味しく作れるようになったら

ある程度カレーを作れるようになったら、1冊レシピ本を買ってみましょう。
もっと多くの種類の本格的なカレーを作ってもいいですし、
スパイスの効果・効能について勉強するのも良いでしょう。
ただ、実際にレシピ本を調べてみても、
カレーの本って結構多いんですよね。
そもそも、人によって興味分野や料理の経験値が違うので、
全ての人にとって、最高の1冊は存在しません。
そこで、学生時代に一人暮らしを始めて、
包丁を握り、カレーに夢中になった筆者が
料理の初心者からカレーの上級者まで、
あなたのレベルに合わせた料理本を提案している記事がこちらです。

レシピ本についてはあまり興味がなく、
調理などの実践メインでカレーをどんどん美味しく作っていきたい方は
便利な調理道具を紹介しているこちらの記事がおすすめですよ。

【実践編】バターチキンカレーの隠し味としてギーを使って美味しく!

最後に、美味しいカレーの代表であるバターチキンカレーのレシピを紹介します。
カレー粉で作ることができる簡単レシピですが、材料にこだわって選びました。
おいしい市販のバターチキンの原材料を分析しています。
もちろん代用品も合わせて紹介しているので、最寄りのスーパーで購入できますよ。
バターチキンカレーには、インドのバター、ギーを使ってみて下さい。
栄養満点のグラスフェッドギーで最安なのがこちらです。
■Amazonレビュー抜粋:
・お高いなと思いましたが、カレーに入れるとビックリするくらい美味しくなります。
・バターコーヒー用に購入し、その後もリピートしています。
他にも当ブログには、「欧風カレー」や「ひよこ豆カレー」、「ラムカレー」など
多くのカレーやスパイス料理のレシピを紹介しています。
毎日の献立に少しアクセントが欲しいと思っている方に、
ぜひ読んでほしい記事を下にまとめました。
例えば、醤油を使った本格的なパラパラ炒飯や麻婆豆腐の記事もあります。
これらの記事を読むだけで、あなたが作る料理のレベルが格段にあがります。
おいしい料理を作って、だれかをびっくりさせちゃいましょう!!
まとめ:カレーの隠し味のおすすめはバター!入れるタイミングは2回

この記事の内容をまとめます。
カレーの隠し味にバターを使うと、
以下のメリットがあります。
カレーの隠し味に使うバターの分量については
これといって決まりはありませんが、一つの基準としては以下です。
絶対にしてはいけないことは、
味がまとまらないからといって、隠し味を追加し続けることです。
うまくまとまらない場合は、塩などを小さじ1ずつ入れて味を整えるほうが失敗しませんよ。
ニンニクなどを隠し味として使う方法を詳しく説明した記事がこちらです。

軽量スプーンがない方はぜひ1セット持っておきたいところです。
下の商品はマグネットつきなので、使わないときは冷蔵庫に貼っておけます。
バラバラにならずにひとつにまとまり、収納もしやすいのもポイント。
以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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